2025 ミラノ出張と、宝石商の軌跡
- kaoru90
- 2025年7月21日
- 読了時間: 4分
2025 年7月
ジュエリーリフォーム、オーダーメイド
虎ノ門ヒルズそば☆ダイヤモンドと真珠のお店
東京港区虎ノ門カオズジュエルオーナー、カオルです。
暑い暑い毎日 いかがお過ごしでしょうか
昨日 急に頭痛がして、喉の痛みも少し・・・
これはマズイ、とツムラの葛根湯を飲みました
連日この暑さで、朝から晩まで、そして就寝中もエアコンはつけっぱなし。
自律神経もおかしくなります
おかげ様で、翌日は体調復活いたしました。
皆さまも、どうぞお気をつけくださいね
さて☆2025年イタリア出張を綴ってきました

私は宝石商となって、今年で32年になります
大学を出てから、1年だけ異業種にいましたが、その後はジュエリー畑、 一筋
そんな中、過ごしてきた年代によって、こうありたい、こうしたい、というものが違っていました
・20代の時は、がむしゃらに仕事。 宝石の事、お作りや加工、そして この業界のことなど、学ぶことがたくさん。 新鮮でもあり、大変なこともあったけど楽しかった。
・30代もがむしゃら、プラス 自分で企画したジュエリーをプロデュースして販売する楽しみを知りました
自分が企画したジュエリーの評判が良く、展示会での売り上げが良いことから それが楽しくなり
30代半ば辺りから 『将来は45歳で独立して、自分のペースで自由に楽しく仕事をする』を目標にし、
それを画用紙に書き出して デスクの前に貼り出しました
・40代前半で独立して、虎ノ門に自分のショップを持ち、また「がむしゃら」に戻る・笑
自分の会社を作ってから3年後くらいから徐々に安定してきて、落ち着いてくる
・48歳くらいから、「50代半ばでお店ではなくサロン形式にして、オーダーメイドを中心にゆっくりと仕事をする」が目標になりました
そう思ったのは、ミラノのある宝石商のお話しに触れたから、なのです
・そして、現在50代 今年・2025年1月から、目標であったサロン形式の仕事スタイルへと移行しました
私の仕事スタイルの軌跡・でございます
私が影響を受けたミラノの宝石商とは、どんなものだったのでしょう・・・
須賀敦子さんという作家がいます すでに他界されていますが、
イタリア人のご主人と結婚されて、イタリアに住みました

(ミラノの街かど)
須賀さんがご結婚される時、ご主人のミラノに住む古い友人に、ある宝石商を紹介してもらいました
その友人は、ミラノの由緒ある家柄の出であるそう
「母もずっとまえから使っている店だし、私も何かとたのむ人だから」と言って電話番号を教えてくれて宝石商を訪ねるくだりがあるのです
(須賀敦子著 「ミラノ 霧の風景」より)
そこは須賀さんが思い描いていたジュエリー店というイメージではなく、
ミラノ中心部の建物の3階だか4階だかにあるサロン
落ち着いた品の良い初老の女性が出迎えてくれて、オーダーメイドで指輪を作ることになったそうです
ミラノの伝統的な支配階級の人たちは、名だたるイタリアンブランドのジュエリーを所有しつつも
先祖代々の宝石類を、この女主人の店のようなお店で手を加えさせて(今でいうジュエリーリフォーム、ですね)身に着けている
というのを読んで、その情景が頭に浮かんだのです
素敵・・・ 私もこの女主人のようなサロンにしたい
そう思ったのが、40代の後半
そして、2025年 今年から 念願かなって カオズジュエルサロン が生まれました

( イタリア 素敵なドア)
それまで、ことあるごとに、須賀さんの「ミラノ 霧の風景」の、女主人の宝石商のページを開いて読んでいました
いつかこうなりたいな・・・
こうなったらいいな・・・
と思いながら。
虎ノ門カオズジュエルサロンは、この女主人のお店 ミラノの隠れ家的な、ジュエリーサロンをイメージして作りました
あくまで、100% 私の趣味、ですが。
あ、ミラノ出張ではなくて、自分の宝石商ストーリーになっちゃいましたね

(お部屋に飾ったお花 プロセッコの空きビンを花瓶代わりに)
長くなりました
そんな中での出張、自分の目で厳選したジュエリーが、お客さまの目を輝かせて喜んでいただけるのは 一度経験すると それはもう 病みつきになります
魂が、喜びますよね
他のお仕事の方も、そうでしょう? 自分のすることで 人に喜んでいただく魂の幸せ
なので、イタリア出張で出逢ったジュエリーをご紹介していくことはもちろん、
そこで見たもの 聞いたもの 感じたもの 全てをジュエリーにエッセンスとしてプラスすること
それが、私のスタイルなんです

カオズジュエルのサロンで、お客さまと一緒に ジュエリーを作りあげていく。
さ、オーダーメイド、ジュエリーリフォームと 粛々とまいりましょう
今回は長くなりました
連日の猛暑 どうぞ、くれぐれも お身体にはお気をつけてくださいね
Ciao カオル


























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